[2日午前の東京マーケット概観] 円買い優勢の展開

概況


1日のニューヨーク市場は、注目の米6月ISM製造業景況指数が50.9に上昇、市場予想を上回ったが、構成項目の雇用指数が48.7と、分岐点の「50」を割ったことから5日発表の米6月雇用統計への警戒感が芽ばえ、長期金利の米10年国債利回りが2.5%割れに低下、ドル円も99円85銭を高値に押される展開。後半には一時99円54銭近辺まで下げた。もっとも、注意が必要なのは、これまでのパターンでは直前の米ISM製造業景況指数の雇用指数が弱くとも雇用統計が連動するとは限らない。こうした流れを引き継いで朝方は円買い優勢。ドル円は99円50銭近辺まで下落、1日欧州序盤のオープン時のレベル近辺に。ユーロ円は129円99銭近辺と1日ニューヨーク後半のレンジ下限を若干下回った。ポンド円は151円39銭近辺と1日ニューヨーク安値を更新。その後はドル円、クロス円ともに午前10時半前までもみあう展開が継続。しかし、午前10時半を過ぎると軟調な始まりの上海株相場を受けクロス円を中心に下げ幅を拡大。豪ドル円が91円66銭近辺、ユーロ円が129円90銭近辺、ポンド円が151円31銭近辺まで売られた。ドル円も軟化したが、午前9時過ぎの安値には届かなかった。その後は正午にかけ買い戻しの動きがみられたが、豪ドル円などの戻りは鈍い。

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