[7日の焦点] 米5月雇用統計に関心集中

概況


7日発表の景気指標は、米5月雇用統計にマーケット関係者の目が釘付けとなる。5日発表の5月ADP雇用統計が前月比13.5万人増(予想16.5万人増、4月11.9万人増)にとどまったことが、米5月雇用統計に波及するのではないかとの不安感が広がっているからだ。米5月非製造業ISMは53.7 となり、4月はより0.6ポイント改善した。しんし、その構成項目をみると雇用指数は50.1と1.9ポイント低下しており、製造業と同様、雇用のモメンタムはやや低下している可能性が指摘されている。こうした中で、米5月雇用統計の市場予想は、焦点の非農業部門雇用者数が16.5万人増と、4月(16.5万人増)と同じ規模。もう一つ注目の失業率は7.5%と横ばいが見込まれている。この失業率が予想外に低下するとも米資産買入の縮小への思惑が再び強まり、米株の急落につながりかねない危うさが秘められていることを念頭に置きたい。

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