[20日午前の東京マーケット概観] 甘利再生相発言に警戒感広がる

概況


日本時間早朝午前6時半過ぎ、オセアニア市場で円が急伸する場面があった。ドル円は102円80銭台から一時101円96銭近辺まで下げた。薄商いの中の急落と見られる。クロス円も同様に下げた。ユーロ円が132円10銭台前半から130円92銭近辺まで売られた。豪ドル円は100円割れ。まもなく買い戻され、ドル円は一時102円90銭近辺まで持ち直したが、上値は重く、その後は102円70銭前後で推移。17日ニューヨーク終値には遠い(ドル円103円近辺)。19日のNHKの番組(「日曜討論会」)での甘利経済再生担当相の発言に一段の円安に積極的でないようなニュアンスがあった。発言内容の「過度の円高の修正はかなりできた」は単なる現状説明にすぎないとも解釈できる。何らかの意図があるのかは分からないが、市場では甘利再生相の発言を材料視したもよう。クロス円も上値が抑えられ、ユーロ円が131円80銭前後、ポンド円は155円90銭台、豪ドル円は100円20銭前後の動き。その後も小幅なレンジでの展開が継続。ドル円は102円70銭~102円90銭のレンジだが、中心は102円70銭台半ば~102円80銭台半ばで推移。ユーロ円は131円85銭~131円95銭の狭いゾーンに。当面のポイントは日本の要人発言で、甘利再生相と同じ内容の発言が出るのか出ないのかに注目。

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