[21日の海外マーケット概観] 円買い優勢の展開

概況


21日の欧州市場から円買い、ドル買いの流れ。独、仏、ユーロ圏3月PMI速報値の予想外の低下を受けユーロ圏景気の先行き不透明感が強まりユーロ売り優勢。その後黒田日銀新総裁の会見開始前にポジション調整とみられる円買いが優勢。黒田日銀新総裁の会見が伝えられると一時強含む場面があったものの、総じて円買いの動き、ドル円は95円29銭近辺まで下落。ニューヨーク市場に入って米指標はまちまち、市場の反応は鈍い。ダウが100ドル近い下落、米10年国債利回りが1.925%まで低下。円買いが継続。その後はキプロス関係の報道が中心。「キプロス・ポピュラー銀行は閉鎖して優良資産を売却へ、同行は優良資産と不良資産に分割される」と伝えられたが、キプロス中銀がこれを否定。ユーロ円が122円4銭近辺まで下落、ドル円はストップロスを巻き込んで94円56銭近辺まで売られた。終盤、ユーログループ声明として「キプロスと新たな提案について協議する用意ある」と伝えられた。全般にもみ合う展開。21日はキプロス問題が売り材料の一つとされたが、ユーロドルは1.29ドルをはさんでレンジ内の動き、むしろ円のジリ高傾向が目立った。

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