[18日午前の東京マーケット概観] キプロス支援でユーロが乱気流に クロス円、ドル円とも軟調な展開

概況


前週末16日にユーロ圏財務相会合が決定したキプロス支援策を受けて、日本時間18日早朝、オセアニア市場でユーロ円が121円15銭(15日ニューヨーク終値124円55銭近辺)、ドル円が93円57銭(同95円25銭近辺)まで急落した。支援策の代わりに前例のない預金課税が課されたが、それに対するキプロス議会・国民の反応が読めず、とりあえずリスク回避の円買いに動いたもよう。その後は売られ過ぎとの見方から急速に買い戻され、午前7時に東京市場での取引が始まるとユーロ円は121円96銭近辺から122円70銭近辺、ドル円は94円7銭近辺から95円近くまで持ち直した。ポンド円は142円25銭近辺から143円60銭近くまで上げた。ここからはいずれも上値が重くなった。その後はしばらくこう着状態が続いたが、午前10時を過ぎるとクロス円、ドル円ともに再び売り優勢から軟調な展開。ユーロ円は122円3銭近辺、ポンド円は142円76銭近辺、豪ドル円は97円95銭近辺まで下げ幅を拡大。ドル円は94円58銭近辺まで押された。キプロスの議会で支援策が批准されるかが短期的な焦点。同国でデフォルトが発生すれば、ユーロ圏に対する信頼が揺るぎかねず、市場はその成り行きを見守っている。

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