[外為全般] 「円キャリートレード」を思わせる動きに

概況


ドル円は95円40銭台まで上伸した。英中銀が資産購入枠を据え置き、欧州中銀が将来の利下げを示唆しなかったことが、ユーロ円、ポンド円主導で円安が再燃、米指標が予想より良かったことで対ドルでもさらに売られる展開となった。今後も積極的な金融緩和を続ける方針を打ち出している日本との間の方向性の違いを際ただせ、金利の低い通貨を売って、金利が相対的に高い通貨を買う「円キャリートレード」の環境に入ったことを思わせた。英中銀による追加観測はなお根強いが、欧州中銀による利下げは、今後よほどの景気指標悪化がないと利下げに動く可能性が小さくなったとみられる。日本のみが金融緩和を続けるとの認識が強まれば、今後も円が格好の売りターゲットになる可能性がある。

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